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*         お肉やお魚を食べないのはなぜ・・・?
 

 ― 人類はもともとベジタリアン ―

最近の研究では、人類の祖先の食事は、
木の実や茎、根、種子、そして果物などが主であったことが解明されています。
今は砂漠が広がっている土地も、太古の昔は青々と緑が繁り、
人々は果実や青菜、穀物を食べて生活をしていました。

人類はもともと、動物や鳥、魚をとって食べていたのではなく、
これらのさまざまな生き物と共存していました。

人間は動物よりも智慧がありますが、それは他の生物をしのいだり征服するためではなく、
地上を慈愛に満ちた調和の世界に保つためでした。

人間にとって菜食は、自然の摂理にかなったことなのです。



      
― 菜食は、健康の妙薬 ―
      

お肉やお魚を食べないと健康を保てないのではないかと
考える方もいらっしゃいますが、ご心配はいりません。

2003年6月、アメリカとカナダの栄養士会が共同で、
ベジタリアン食についての新しいガイドラインとして、次のような発表をしました。

「適切に準備されたベジタリアン食は、
 健康に有益であり、
 必要な栄養素を満たしており、
 いくつかの疾患の予防や治療にも利点がある」


またベジタリアンには、ガンや心臓病、脳卒中などの生活習慣病が
少ないことも明らかになっています。

現代病の多くは血液に因るものですが、菜食は血液をきれいにしますので、
多くの病から逃れることができます。

また、穀物や野菜、果物は体内の毒素を体外に出してくれますので、
永く自然に健康を保つことができるのです。


      
― 地球のため、未来のために・・―

現在、世界の穀物総生産量の約3分の2は、家畜の飼料であるといわれています。
人間が農作物から摂取しているエネルギーをすべて動物の肉から摂取しようとするならば、
家畜を養うために約10〜20倍の飼料を与えなければならず、
そのために必要な水は、約100倍であるとも言われています。

ジョン・ロビンズはその著作『エコロジカル・ダイエット』の中で、こう書きあらわしました。


 「カリフォルニアの肉1ポンドを食べないでいることは、
 1年間シャワーを浴びないことよりも、水資源の節約になる」

動物の中でもっとも力持ちと言われているゴリラは、菜食です。
隆々としたたくましい筋肉は、肉食によって得たものではありません。

多くのスポーツ選手も菜食家です。
陸上界ではカール・ルイスやアベベ、
テニス界では、テニスの女王と言われたナブロチロワや、イワン・レンドルなどが有名です。
これらの選手たちの姿を見れば、菜食が健康を保つに充分であることが一目瞭然です。

ベジタリアンの語源は、ギリシャ語の「ベジトゥス(健全な、生き生きとした)」です。
菜食は心を穏やかにし、肉体的にも精神的にも、
生命体本来の、真の力強さをもたらしてくれます。


*ハーモニー・ガーデン 大地のたより*

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