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オリエンタルベジタリアン(精進食)は菜食のルーツ

    

オリエンタルベジタリアン(精進食)は菜食のルーツ

動物と人の命を大切にする、精神重視のベジタリアン

インドの伝承医学<アーユルヴェーダ>によって
心身を自然の摂理に合わせようとする、
ヨーガの実践家ヨギの方々は、
ねぎやにんにくなどの五葷(ごくん)と呼ばれる野菜を食べません。
なぜなら五葷は、人間の元来持っている気を傷つけてしまう
特殊な野菜だからです。

禅寺の門前に、「不許葷酒入山門」(葷酒、山門に入るを許さず)と
書かれているのを見かけることがありますが、
この一文は、古くから禅の修業者達が
五葷と酒類を断ってきたことを意味します。
禅寺のお坊さんが、なぜ五葷と酒を口にしてこなかったのかー。
それは、修行の目的が人間の本質を究めようとしたことにあったからです。

修行というと、非日常的な苦行をイメージされるかもしれませんが、
修行の真の意義は、人間が本来どのような存在であるのかを見きわめ、
自分自身と世の中の人々を真の自然体に回復させることにあります。
ですからお坊さんは自分自身の理性を惑わせる酒や、
気を損なう五葷を口にしないのです。

 

 ニラ、にんにく、ねぎ等の五葷は

精神や心、感情とつながりがあります


古来から中国に伝わる自然哲学に、
私たちが生きているこの地球上に存在する万物は、
金、木、水、火、土の五つの要素でできているという
「五行」の
考え方があります。
人の体では五つの臓器(五臓)が五行に対応しています。
本来五臓は互いに生かしあい(相生)、調和していますが、
その一部が崩れたり気が乱れたりすると、
互いに傷つけあう関係(相剋)となります。

五行に対応する五つの野菜を五葷といい、これらの野菜は臭いや成分がきつく、陰性の気が強いのが特徴で、五臓に負担をかけてしまうだけでなく、精神にも影響があります。

 

<五葷と五行の関係>

○ねぎ - 腎臓 - 智 - 水 

   ねぎが多いと・・落ち込みやすくなり、腎臓を傷めます。

○にんにく - 心臓 - 礼 - 火

   にんにくが多いと・・気ままになりやすく、心臓を傷めます。

○にら - 肝臓 - 仁 - 木

   にらが多いと・・落ち着きがなくなり、肝臓を傷めます。

○らっきょう - 脾臓 - 信 - 土

   らっきょうが多いと・・慾が強くなり、脾臓を傷めます。

○あさつき - 肺臓 - 義 - 金

   あさつきが多いと・・怒りっぽくなり、肺臓を傷めます。


*ここでいうあさつきというのは、今市場に出ているあさつきとは異なる
 現在はほとんど流通していない植物であるともいわれています。

 

五行で大切なのは「五徳」という、
人が生まれながらにして持つ<仁義礼智信>という徳質にあります。
実は五葷は五徳の発揚をさまたげてしまい、
気と心を不安定にしてストレスを与えます。
「病は気から」との言葉通り、それが病にもつながってしまうのです。
ねぎやにんにくなどは体を元気にし精力をつけると言われますが、
これは興奮剤のような成分が神経や脳を刺激し高揚させるためで、
平穏な心を保つことによって得られる根源的な活力や元気とは異なります。

古くから中国やインドを中心とした多くの賢者は、
人間本来の健やかさを保つために、
生類(動物類、鳥、魚、虫などの生き物)や五葷、酒類を口にしませんでした。
菜食のルーツとなったこの菜食が「オリエンタルベジタリアン」です。

精進料理は本来、お坊さんがお寺で食べる特別な食事ではなく、
世界の人々の基本的な日常食です。
なぜなら、健康な心と身体で人間として充実して生きたいという願いは、
人類共通の普遍的な願いだからです。

 

 

 
ベジネットジャパン 和菜文藝院 HP

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